子供の歯に隙間が空いている！？生え変わった後の隙間は自然になくなるの？ | コラム｜神奈川県川崎市中原区 武蔵中原駅【さちこども歯科】

子供の歯が乳歯から永久歯に生え変わる時期は、子供にとっても親御さんにとっても嬉しい瞬間ですよね。しかし、新しく生えてきた前歯に隙間が空いていると「隙間が空いたまま大人になってしまったらどうしよう」と、不安に思う親御さんもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、生え変わった歯に隙間が空いてしまう原因と対処法をご紹介します。

▼前歯に隙間が空いてしまう原因は？
実は、歯が生え変わる時期に歯と歯の間に隙間ができるのは当たり前のことなのです。生え変わったばかりの歯は、まだまだこれから成長します。そのため、歯と歯の間に隙間がないとかえって成長を妨げてしまい、歯並びが悪くなってしまう可能性があるのです。
このような時期を「醜いあひるの子期」といい、12歳前後まで続きます。全ての歯が生え変わってくると、横の歯が少しずつ前歯を押し自然と隙間はなくなってきます。

▼隙間が大きすぎる場合は注意が必要
歯が生え変わる時期に隙間があるのは正常と言いましたが、あまりにも不自然で大きな隙間が空いている場合は注意が必要です。
もし過剰歯や上唇小帯が影響している場合は、歯医者さんで前歯を正しい位置に戻す処置を行わなければ歯並びが悪くなってしまいます。
歯の隙間に不安がある方は一度歯医者さんで診てもらうとよいでしょう。

▼まとめ
子供の歯並びが悪くなってしまうのは、親としてはなるべく避けたいですよね。ただ、少しの隙間は成長過程の一部なので心配しなくても大丈夫です。
もし隙間が気になる方は、「醜いあひるの子期」が終わる前に一度歯医者さんに相談してみると良いかもしれません。