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子供の歯茎からの出血。歯肉炎について

2020/09/28
子供の歯茎から血が出ると、つい不安になってしまいますよね。今回は歯肉炎について見ていきます。

▼歯肉炎が増加中
歯肉炎で歯医者さんを受診するお子さんが増えています。小中学生の4割が歯肉炎だと言われるほどです。

歯肉炎を放置すると、どんどん炎症が広まっていき、歯周病の原因になります。

▼歯肉炎と歯周病の違い
歯茎が炎症を起こして腫れたりするのが歯肉炎。

歯肉炎が悪化して、骨の部分にまで腫れが広がっているのが歯周病です。歯周病が悪化すると歯が抜けてしまうこともあるので、注意が必要です。

▼歯肉炎の原因は?
歯肉炎は歯と歯の間に付いた歯垢(プラーク)が原因です。

歯垢は細菌の集まりで、その細菌が増殖することで炎症が起こっています。

特に赤ちゃんは歯茎の皮が薄いため、歯茎が出血を起こしやすいのです。

▼歯肉炎を見分ける方法
歯茎から出血している場合、その9割以上は歯肉炎や歯周病が原因なので、まずは歯肉炎と歯周病を疑いましょう。

歯肉の縁を指で触るとブヨブヨしているので、すぐに分かるでしょう。
また健康な歯茎はピンク色ですが、歯肉炎になると赤色に変化します。

▼歯肉炎を防ぐには
毎日の丁寧な歯磨きが大切です。場合によっては歯磨き粉を使うのもおすすめです。

▼まとめ
歯茎からの出血原因の9割以上が歯肉炎または歯周病です。放置すると歯が抜けてしまう可能性があるので、できるだけ早く歯医者さんを受診してください。歯茎からの出血でお困りのかたは、ぜひ「さちこども歯科」まで、お気軽にお問い合わせください。
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